受験絡みの悲しい事件の後に思う、学業もカンフーもまだまだ途中だから、僕達はピース又吉のように前進し続けるのだと。。。
大学受験のシーズンになりましたね。
もうすぐ早稲田大学も学内が受験体制に切り替わり、多くの受験生の方々でキャンパスが埋め尽くされるのでしょう。
受験と言えば、今年は早くも受験絡みの事件が2つも起きてしまいました。
先日、東大受験会場前で起きた事件の記事を読むと、何とも痛ましい限りです。
被害者の方々も突然の重傷を負われて大変かと察します。
ニュースなどの少ない情報の中から加害者の背景も推測すると、まだ若いのに、これからの長い人生を歩む前に、東大理三のみを目指して視野が狭くなってしまったように見受けられます。
受験指導で著名な和田秀樹氏の記事にも、理三に関するコメントが書かれていますが、最難関である割には、必ずしも良い環境ではないようですね。
そして、もう一つの事件も、全国規模で報道されました。
当事者はまさかこんな大事になるとは思っていなかったかもしれません。
現役大学生の方々も、激しい受験競争を勝ち抜いてきたのでしょうから、高校時代に受験に対して真っ直ぐな気持ちを持ったり、短い時間でより良い成績を残さねばと焦った方も多いかと思います。
しかし、世間や人生は理不尽なものです。
学業、スポーツ、恋愛、就職、商売、研究、昇進。
いろんな局面で自分より実力のある人物に遭遇して、実力の差を思い知らされる事があります。
ストレートで高学歴を得ながらも人生で躓く人も沢山いますし、躓きながらも成功する方も沢山います。
思えば学校の成績というのも、学力検査の一つの手段でしかありませんし、テクニックでいかようにも変化してしまうものです。
そんなものに囚われずに、自分のやりたい事をやっている人間の方が、大きな事を成し遂げてしまったりするのです。
“ドラゴンボール”の孫悟飯も、成績優秀でも、ビーデルと学校を離れて、激しい戦闘を学習して、サイヤ人や魔人ブウと戦って地球を守ったりして、立派な家庭を築いています。
劇画“拳児”の剛拳児君も、学校の成績が良好でも、突然台湾にカンフーを学びに行って、中国大陸を放浪しながら幻の拳法を探したり、最後に哲学的テーマを見つけてしまったりするのです。(以下は以前の“拳児“の記事解説!)
それでも、人生には乗り越えなければいけない壁もあり、「躓いたらどうしたらいいのだろう?」とも思うのです。
そんな時に思うのですが、「それでも前進し続けるしかない」という事なのでしょう。
こちらは近畿大学の卒業式に来賓として出席したお笑い芸人“ピース・又吉直樹”の映像です。
卒業生への祝辞を述べていますが、この中の「バッドエンドは無い。僕たちは途中だ。」という言葉が人生の真実を一つを物語っているのかとも思うのです。
(近大は広報が上手いですね。早大も見習ってほしいです。)
僕たちは、まだまだ途中なのではないでしょうか?
18歳はまだまだ始まりであり、ひたすら努力し続けて自分を磨き続けるのが、人生の大きなテーマではないでしょうか?
激しい受験競争も、人生90年とすれば、18才頃の人生初頭の一瞬の出来事。
18歳までの行動範囲も、自分の生まれ育った場所ぐらいの、ほんの小さな地域でしかありません。
これから時間をかけて、いろんな場所を訪れて、いろんな事を見聞きして、沢山の経験を積んで結果を出していくのです。
カンフーも、長い年月をかけて先人達が改良を重ねて、現代に伝えてきました。
老人になってから類まれな実力を身に着けた達人も沢山います。
最初の一歩を踏み出してから、長年に渡って繰り返す必要があるのです。
時には勝つ事もあれば、負ける事もあります。
上手く動ける事もあれば、上手く動けない事もある。
試行錯誤を繰り返しながら、進んで行くしかないのです。
(以下は陳式太極拳の発祥地・陳家溝の風景。数百年に渡り、老いも若きも皆一様に気長に練習を続けています。)
時には悲しく、時には喜びもありますが、そんな悲しみあっての喜びです。
大学時代も長い人生の一瞬の出来事なのです。
そんな短い時間でも、将来に渡って長い時間の中で実力を身につけるカンフーを学べば、生涯の財産になるでしょう。
当会では、カンフーというマイナースポーツを通じて、共に歩んでいける仲間を募集しています。
カンフーに興味のある大学生の皆さんの連絡をお待ちしております。
問合先︰⇩
T.落合 ︰ luohe7@gmail.com
(御名前、連絡先、大学名、年次等を記載の上、ご連絡下さい)
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