さて、相手の腕に接触したら、カンフーではどうやって相手に打ち込もうか!? 

コロナ感染者が増加し、オミクロンも市中に出回る中、当会の2022年最初の練習会では、昨年に引き続き通背拳の練習を継続しています!
(もちろん、感染予防もしております。皆さんも気を付けて!) 

さて、ここで皆さんに問題です。

この写真のように、相手の腕とこちらの腕が接触したら、どのように対処すべきでしょうか? 

おおよそほとんどのカンフーの門派では、腕の接触からの変化が、次の攻撃への課題となります。

思い起こせば、偉大なる武術家にしてアクションスターのブルース・リー先生も、腕と腕を合わせた状態から素速いパンチを打ち込んでいました。
(映画“燃えよドラゴン”にも詠春拳のラプサオ等の技術が見えます)
太極拳では、両腕を合わせた状態の“推手”で相手の重心を奪い合います。 
(呉式太極拳の馬岳梁老師の推手は、小さな動きで相手を吹き飛ばしています)

今回は通背拳の練習なので、腕の回転運動を用いてみましょう。 



右腕が上から後ろへ向かったら、
左腕が下から前へ伸びてきて、 相手の腕を弾き、
右拳を突き出して、相手の腹部へ打ち込む!
映像でも見てみましょう!

この攻撃方法も、基本となる腕の回転運動を用いているのです。

以下の連続写真は、基本の一人練習。
単純な腕回しが、攻撃に変化するのです。

単純だけど、熟練すると使い方がどんどん出てくる通背拳!

噛めば噛むほど味が出てくるスルメイカのような味わい深い拳法です。
さあ、皆さんも今年から始めてみましょう!

寒い日が続きますが、風邪にもコロナにも負けず、期末試験にも負けず、春休みを迎えるように頑張りましょう!
明けない夜明けはありません!
春からは、早稲田大学の多くのサークルが活動を開始できる日が待っています! 

カンフーに興味のある大学生の皆さんの連絡をお待ちしております。

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A.横洲 ︰ yokoikasu@gmail.com
(御名前、連絡先、大学名、年次等を記載の上、ご連絡下さい)

早稲田カンフー Waseda Kungfu Club

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