“忽雷架”という太極拳をご存知でしょうか? 秘伝2021年1月号
“忽雷架”という太極拳は、現役の大学生にはあまり馴染みが無いと思いますが、20年ぐらい前までは、中国では既に失われて、台湾にしか残っていないと言われた太極拳です。
その後、いろんな調査が行われて、太極拳の発祥地である陳家溝の傍で張随勝老師が伝承しているのが判明したのです。
日本でも長らく幻の太極拳として知られていましたが、16年前に当会のメンバーの一人がこの張随勝老師と知遇を得て、日本人として初めて多くの内容を学ぶ事になり、その後に12人のメンバーが中国を訪れて忽雷架を学習しました。
(⇓にその時の写真があります)
こちらは中国での合宿時の記事です。
当会とも関係の深い忽雷架ですが、今週発売の月刊秘伝には、この歴史に関する記事が掲載されています。(⇓のリンク先を下へロールダウンしてみてください)
かなり詳細な歴史背景を、多くの歴史文献から引用しているので、この記事を書いた方は大変だったと思います。
中国武術の流派を探すという事は、考古学のような感覚に近いかもしれません。
歴史学を学んだ事のある大学生の皆様は、カンフーの学習にも歴史学を応用する事が可能なので、そういった側面からも中国武術を学んでみてください!
もちろん、強くなる事を目的とした大学生の皆さんも大歓迎です!
忽雷架は強力な打撃や発勁も魅力的です!
(⇓は張随勝老師による忽雷架の動作説明です)
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