ベテランアーティストの引退に際して、カンフー映画との関係を語ってみる。の巻

アーティストの吉田拓郎が、76歳で年内での引退を表明しましたね。

若い現役生の方は馴染みが薄いかもしれませんが、日本におけるシンガーソングライターの先駆けとも言える方です。
熱い生き様を力強く歌う姿に、勇気をもらったファンも多かったでしょう。

70代であれば、めったにメディアに姿を見せないカリスマシンガー。
40代であれば、音楽バラエティーでの父親のような存在。

といったイメージがあるかと思います。
日本の音楽シーンに大きな功績を残し、数々の名曲を生み出した吉田拓郎ですが、カンフーとの関わりを挙げるなら、

1982年の映画"刑事物語"です。

昭和の匂いが立ち込める刑事物の本作は、ジャッキー・チェンのファンである武田鉄矢が自ら脚本を書き、主演を務めました。
カンフーを操る刑事が事件を解決するという、当時としては画期的なストーリー構成となっており、興行的にも成功し、五作まで製作されるヒット作になりました。

アクション指導に武術研究家の松田隆智先生を迎え、武田鉄矢自身が蟷螂拳を学び、本格的なカンフーアクションを演じています。

"ハンガーヌンチャク"という、この映画から生まれた必殺技もあり、本作は一世を風靡しました。
※映像内の演武やアクションにも注目!

アクションあり

笑いあり

涙あり


そんなこの作品の最後に流れるのが、

吉田拓郎の主題歌"唇をかみしめて"です。

広島弁のこの歌詞は、博多弁の武田鉄矢とは合わないと思われていました。

しかし、映画のクライマックスで流したところ、制作スタッフ全員が感動のあまりに涙を流して即決採用した、という裏話があります。

なんでしょうね。

この曲を聞くと、"懐かしさ、力強さ、切なさ"が、一気に溢れ出して来ます。

40年前の曲なのに、今でも感動を与える不思議な歌です。
日本映画史に残るカンフー映画の本作を彩ったのが吉田拓郎の歌でした。
御本人も「いい作品にめぐり合えていい仕事が出来た」と語っていたようです。

吉田拓郎先生、長年に渡って日本の音楽シーンを牽引頂き、お疲れ様でした。

引退後も日本の芸能界をお見守りください。


現役生の皆さんも、夏休みの間に、色んな名作の映画を観賞してみる事をオススメします。

そんな中で"刑事物語"も選んで下さいね。


そして、映画を見たら、是非是非、カンフーを始めてみましょう!

男女不問!
経験不問!
二年生以上も歓迎!
他大生も歓迎!
掛け持ちもOK!
先ずは見学から!

カンフーに興味のある大学生の皆さんの連絡をお待ちしております。

問合先︰⇩
A.横洲 ︰ yokoikasu@gmail.com
(御名前、連絡先、大学名、年次等を記載の上、ご連絡下さい)

早稲田カンフー Waseda Kungfu Club

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