安全保障と世界平和への祈願をカンフーの歴史から愛を込めての巻 

世界各地でキナ臭い状況になり、既存の覇権構造が変わりつつありますね。
いくら武力放棄での平和という理想論を語っても、強い武器や軍隊を持っている相手には敵いません。
好ましくありませんが、国際政治の舞台でも、核兵器を持つ国々が強い発言権を持ちます。
大学の政治学部や法学部にいれば国際政治や国際法の講義を受講する方も多いと思います。
国家以上に権力を持つ存在は無いので、国の警備をするのは、自国の軍隊か同盟国の軍隊となってしまう。
何者にも従属しないという性質を持つ国は、自らの都合で国交や条約を破棄する事も可能です。
なので同盟や軍事を上手く利用して平和の均衡バランスを保ち、安全保障を確立する必要があります。
(関連する書籍の紹介があったのでシェアしておきます)
平和な日本にいると、安全がいかに脆いという現実に気が付かないかもしれません。
しかし他国では、日常的に治安の問題が発生します。 

フィリピンでは、街のコンビニにも拳銃を持った屈強なガードマンが張り付いています。
米国では、州によっては拳銃の所持が認められています。
南米では、強盗と銀行がグルになって預金者の現金を奪うと聞きます。 

物騒な話ですが、実生活でも強盗に襲撃されてしまったらおしまいです。
なので、防犯などの対策をしっかり取る必要があります。
(これは米国で、ヘイトクライムに対抗するために護身のカンフーを学ぶアジア系米国市民の映像)
昔の中国社会にも、保鏢(ほひょう)と呼ばれる警備員や用心棒のような存在がいました。
こういった人々は、平時ではカンフーを練習し、物流組合の貨物運送や豪邸の警備の際は、その場に居合わせる事が仕事でした。
実際に、強盗や山賊が現れれば戦うのですが、実際に戦う事は少なかったようです。 

「あの拳法は強いらしい!」
「あの流派と手合わせをしたら痛い目に遭う!」 

という認識を持たせて、強盗や山賊が手を出せないにするのが、最大の任務であったのです。
つまりは旧社会に於ける安全保障ですね。
(こちらは武術之郷・滄州の保鏢のドキュメンタリー)
また、こういう武術家達が、時々、村祭りで演武や相撲大会に出て、村人達に実力を公開していました。
(こちらは天津に伝わる相声摔跤(漫才相撲)。余興で笑いを取りながら選手が戦います。)
そして、祭りを見た村の子供たちが武術に興味を持ち、これを継承していくというのが、中国武術の文化でもあったのです。
(こちらは河北省の村に伝わる戳脚。村の子供たちが武術を学んでいます。)


「戦わない為に、武術を学ぶ」 


この理屈は、過去から現代においても通じるのではないでしょうか。
物騒な社会が迫って不安を感じる方もいるかもしれません。
でも、自分自身が、肉体的にも、精神的にも強くなれば、そんな状況を打破できるはずです!
そして、皆がカンフーを学べば、争いを止める平和な時代を取り戻せるかもしれません!


そんな強くなりたい大学生の皆さま!
一緒に中国武術を学んでみましょう!
カンフーを学べば、不均衡な国際関係が迫る世の中でも、自分の存在価値に気が付いて、より良い人生が開けるはずです!


カンフーに興味のある大学生の皆さんの連絡をお待ちしております。
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早稲田カンフー Waseda Kungfu Club

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