アリストテレス政治学が言及する“余暇”にカンフーを選択すべし!
大学に進学して政治学の講義を選択している現役生の皆さんも多いと思いますが、そんな皆さんにこちらの記事をシェア!
古代ギリシアの哲学者アリストテレスは、国家体制について鋭い考察を残していますが、政治と徳の関係についても考察しています。
平和を求めて仕事に従事するには余暇が必要であり、よい余暇は「よき魂」を滋養し、余暇とは「仕事とは無関係に、個々人が時間・空間を費やして幸福を追求するために存在する」と定義しています。
為政者は徳を以て国政を行うべきであると、2400年前に政治と余暇との関係に気付いていたのですね。
奴隷制の上に成り立っていた古代ギリシアの市民は肉体労働をしなかった等、現代社会とは社会構造が大きく異なりますが、これは組織トップの意識に対する大きな助言でもあります。
似たような状況は中国の旧社会にも存在しました。
150年前の中国清朝の宮廷では、皇族、貴族、科挙官僚といった支配者層が、太極拳や八卦掌を学んでいました。各地の豪族も、お抱えの武術家から学んでいたようです。
これは、健康や長寿といった単純な目的としての学習ではなく、中国武術が老荘思想といった哲学的なテーマを持ち、一生をかけて磨き上げるべき技術であったという事でもあります。
儒教を基準とした統治システムとは別に、自然現象に対する理論である道教を学ぶ事で、より幅広い世界観を知る事ができるのです。
また、心身を磨き上げて政治に関わるという理論は、孔子の修身にも通じます。
というわけで、アリストテレスがアレキサンダー大王に指導して世界史上初の世界帝国を成し遂げたように、現代に生きる皆さんも余暇に徳を積んで、立派なリーダーになりましょう!
将来各組織でリーダーとして活躍する事になる大学生の皆さんは、是非是非、余暇としてカンフーを学んでみましょう!
幅広く人間性を高める事ができるでしょう!
政治経済学部政治学科の現役生諸君!
公務員試験の為に政治学を履修している大学生諸君!
机上でアリストテレス政治学を学ぶだけでなく、カンフーで余暇を過ごして、有意義に徳を積もうじゃありませんか!
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